みなさんもご存知のとおりオーストラリアの気候は日本とは逆です。
四季があり、日本の冬はオーストラリアでは夏なんです。
とはいっても広大な国土のオーストラリア
訪れる場所によってかなり気候は変わってきます。
簡単に説明するとオーストラリアで一番大きな都市シドニーでは四季があり南にあるだけに冬は結構寒いです。
とはいえ日本と比較すれば平均気温が高く、年間通して平均最高気温は23℃ととても過ごしやすい気候と言えます。
リゾート地として有名なケアンズは年間通して暖かく乾期と雨期に分かれます。12月~3月が雨期となります。夏の平均気温は30℃を超える様です。
中間にあるゴールドコーストは温暖で冬も過ごしやすい気候です。
西海岸のパースはどうでしょう?年間の気温差は大きいものの温暖ですごしやすいようです。
大陸の真ん中にあるエアーズロックで有名なウルルは年中暑いようですが昼とよるの気温差が激しいようです。
ここまでがざっとオーストラリアの一般的な気候です。
シドニーの気候
さて、僕が住むシドニーの実体験を基にした気候について詳しくお伝えしましょう。
まず、春夏秋冬の四季があり、日本とは真逆となります。
12~2月 | 夏 |
3~5月 | 秋 |
6~8月 | 冬 |
9~11月 | 春 |
となります。
僕は8月から4月まで過ごして、冬→春→夏→秋と体験したわけですが、
8月
風が冷たく、寒いのでコートが必要です。
さすがに雪は降りませんが、特に夜は薄着で外にはいれないほど冷えます。最低気温は一桁です。
体感的には日本の3月くらいの気候だと思います。しかし、日中天気がよく、太陽が当たる場所なら薄着でも過ごせてしまいます。驚くことに現地住人はタンクトップで出歩いてる人もいます(笑)
9月
暖かい日も目立ち始めます。
コートはいらないと感じるようになるのは9月なかばくらいからでしょうか?
雨等で太陽が出ない日は寒く感じますがパーカー等で過ごせます。
10月
かなり暖かくなってきて太陽が出てる時は暑いと感じます。
この頃から夏服に衣替えして、肌寒い日でもせいぜいロンTを着るくらいです。
11月
完全に夏仕様の服装で過ごせます。長袖の存在すら忘れます。
30℃後半の暑い日もチラホラ。
12月
太陽が照りつける下では暑くて死にそうです。
しかし雨等が降れば肌寒いと感じることも。とはいえ半袖で十分ですが。
家の中に太陽の日差しが入るといよいよエアコンを使いたくなります。
1月
引き続き暑い日々が続きますが、1月後半くらいから連日の雨で気温もグッと低くなります。
風が冷たく、長袖を着る日も出てきました。
2月
さらに気温が低くなり、もう夏は終わったのか?と感じる日々。暑いと思う日はわずかです。
3月
完全に夏が終わりました。特に夜は冷えます。
意外にも夏はあっけなく終わり、真夏は40℃を超える日もあると覚悟していましたがそこまで暑いと感じる日は稀です。海に入れるのは11月から1月くらいまでかな?海水が冷たいのであまり入りたいと思うこともありませんでしたが。
正直9月下旬から12月頭までの期間は気候の大きな変化はあまり感じませんでした。というのも暑いときはいつでも暑く肌寒いときもたまにあります。やはりカラッとしてるせいか日本の夏のような不快な感じはありません。一年を通して湿気は少ないのと昼と夜の寒暖差が大きいので快適に過ごせて暑さを感じさせないので、日本人にとっては過ごしやすい気候です。どの季節でも夜は快適に眠れます。
ちなみにシドニーはけっこう雨が降ります。これはイメージと違う部分でした。予想以上に雨が多く、季節の変わり目には特にまとまった雨が降るようです。夏はスコールも多いです。雷も鳴り響きます。ただ、雨が降ると言っても、ちょっと降ったらすぐやんでしまいます。
そしてこの気候についてのキーワードは「太陽」です。
太陽の偉大さをこんなにも感じたことはありません!この街の気候は太陽がすべてだと感じています。
季節関係なく太陽が出てれば暖かく、太陽が出てないと寒いのです。
他の都市
この他に僕が行った都市では
メルボルン
やはり、より南にあるだけあって寒いです。同時期のシドニーに比べても格段に寒い!!
行ったのは3月ですがかなり秋を感じました。
ケアンズ
常夏とまではいかないまでも温暖な気候です。4月に行きましたがまだまだ暑く当然海も入れます。水温はシドニーとは比べ物にならないほど温かいです。
以上、僕が実体験でお伝えできるのはこんな感じです。思ったほど暑くなく思った以上に寒く、予想以上に雨が降るというのが僕の印象です。この年は特に雨が多かったらしく現地の人も変だと言っていたので、まぁ年によって違うんでしょう。
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