ワーホリから帰国したらいずれ仕事探さないといけないですね。
そんなとき就職活動で履歴書にワーホリ経験を書くかどうか、面接でどう話すべきか・・・ちょっと悩みますよね。
そもそもワーホリって世間からの認知としてプラスなのかマイナスなのか?どちらに転ぶかはちょっとわからないです。
疎い会社、面接官が相手であれば「海外に行ってたの?すごい!」と好印象に取られることも多いと思いますが、
ワーホリを知ってる人からすると、「所詮ワーホリ、遊びに行ってきたんだろ?」って反応もあり得ると思います。 面と向かってはさすがに言ってこないでしょうがマイナスに働くことも多いと思います。
なのでワーホリで何をしてきたか、行った目的や成果をしっかり答えられるくらいじゃないと書くのは危険でもあると思うんです。 それだけワーホリというのは突っ込みどころの多い行動でもあるんです。
履歴書に書いたときのメリット、デメリット
メリット
- 珍しいのでインパクトがある
- 話のネタになる
- 行動力があるとアピールできる
デメリット
- フラフラした人だと思われる
- お気楽な人だと思われる
- ワーホリの為に会社辞めるなんて無責任と思われる
- 勝手に英語できる人と思われてハードルが上がる
ワーホリ経験の置かれる状況
学生時代にワーホリに行ったケースと社会人が仕事辞めてワーホリに行ったケースの2パターンに分かれて、それぞれ置かれる状況、立場が大きく変わってくると思います。
学生編
学生がワーホリに行ったケースであれば学生時代の活動として比較的プラスに作用するんではないでしょうか? ボランティア活動とかサークル活動と同等以上の評価を得られると思います。
勉強の一環として語学を学びながら異文化に触れ、対人能力、行動力も評価されそうなのでアピールすべきだと思います。 ぬるっと国内で学生生活を送っていた人より有利に働くことでしょう。 それでも学校を休学などして行くわけですからそれなりの理由が必要になると思います。
学生のいいところはワーホリ経験を書かないにしても学生という肩書きがあるため空白期間ができないのでそのままスルーでなんの問題もないところです。
社会人編
社会人は一旦前職を辞めているのでよっぽどの理由がないと理解を得るのは難しそうです。 何をしに行ったのかと問われても明確な目的がないと答えようも無く、僕のように遊びに行った要素が強いとそれはバレバレです。
では納得のいく回答は何かというと、なにを言ってもイマイチ説得力があるとは思えません。
英語の勉強?なんで今更って感じもしますし、そもそもそういう海外での生活経験や語学力が必要な職種以外には響きそうもありません。 人生経験と言っても真っ当に社会で働いてる人にその価値観が通用するとも思えないです。 これは年齢が上がれば上がるほどさらに厳しくのしかかってくる問題だと思います。
それでも仕事を辞めてまでワーホリに行くという決断をした度胸や行動力はおもしろいと評価されるかもしれません。
困ったことに社会人はワーホリに行っていた期間が空白のブランクとなるため書かざるをえない。 逆に書かないのであれば何してたの?って話になってしまいますからね。 引きこもってた?病気?仕事がなかなか決まらないダメなやつ? いろんな憶測が立ってしまい、このブランクは再就職を探す上で大きなマイナス要素になってしまうでしょう。
僕の就活体験
僕も日本に帰国してから、しばらく就職活動をしていました。 当然、上の社会人編で書いたようにワーホリのことを履歴書に書かざるをえなく、面接ではワーホリの話題が必ず出ました。 なぜ前職を辞めたかの理由にも繋がるので避けて通ることはできません。
話題にはあがりますが、面接官はワーホリ事態に興味はありません。
面接官が知りたいのは、 なぜワーホリに行ったのか? 何をしてきたのか? ということです。 まさか面接で「遊びたかったから」「なんとなく」 などと答えるわけにもいかず、もっともらしいことを言いますが、薄っぺらすぎてまったく説得力がない(笑) 面接官の反応もほとんどが「ふーん」ってなもんです。 そりゃそうだ、そのワーホリ経験が自分の会社にとって有益に働くかどうか、と考えればまったく関係ないですからね。なかには食いついてきて話が盛り上がるケースもありましたが。
就活ではその他にも前職のこととか志望動機とかもっと重要な話があります。ワーホリ経験がプラスになると感じたことはあまりありませんでした。
結論、書くべきか書かないべきか
なにかアピールできる成果があって、それがその就職活動に繋がっているならばワーホリも立派な武器として履歴書に書くのもいいと思います。 学生は行ったというだけでいい経験をしたと評価されるかもしれません。 しかし社会人にとっては正直ワーホリ経験はマイナス要素にはなってもよっぽどじゃないとプラス要素にはなりにくいんではないかと思います。
どちらにしても、どうしてそこまでして行きたかったのか?という強力な理由付けがない限りあまり評価はされなそう。というか別に誇れるようなすごいことでもないというのが現実でしょう。今や海外留学なども珍しくはないですからね。
間違っても、「私はワーホリ行ってました、すごいでしょ」的なドヤアピールはやめたほうがよさそうです。 自分の人生の一部なので隠す必要はないですが、できる限り書かずにうまくごまかしたほうがいいのかもしれません。語学留学などと言ってしまうか、単なる休暇として海外で過ごしてたと言い切ってしまったほうがマシかもしれません。べつに仕事辞めてしばらく海外でのんびりしてたからといって責められることではないですからね。
なので就職活動という面ではワーホリという言葉は極力使わずに海外にいた程度にとどめておくのが無難かなと思います。
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