ワーキングホリデーの人たちのあいだでよく聞く言葉とは・・・
デデン!!
「英語環境」
ワーホリしてるとよく聞くこのセリフ。
勝手にワーキングホリデーの流行語大賞に表彰します!
すみません、本当に流行語大賞決めようという趣旨の記事ではありません。
この言葉には付随するセリフがあります。
「せっかくワーホリに来て、なにやってんだろう?」
これを口にする人は今の現状に不満なんだろう 。
「こんなことをしにワーホリに来たんじゃない!」
と。
きっと外人に囲まれて仕事や生活をして外人の友達いっぱい作って・・・ オーストラリアならではのことや海外でしかできないことをしたい。 そんな理想を思い描いてやって来て、 でも、現実はジャパレスで働いて日本人に囲まれて生活している。 わざわざ海外に来てまで日本と同じようなことをしている日々、そんな現状に不満なんだろうなと思いす。
そんなこと言いながらも結局日本人コミュニティーの中で生活している。まぁわからなくはないです。 もちろん海外ならではのことをしてみたいと思うのは僕も同じです。 海外生活するなら英語環境に身を置いて生活したいと思うのもわかります。
でも僕にはこれらのセリフがちょっとピンとこないんです。僕は喋れないながらも海外という異文化の中で 生活するということに満足しています。そこで気づきました 。
(あー、みんなきっと英語の勉強に重点を置いているんだな)
でも思うわけです。 それにしちゃあ甘いんじゃないか? ようするに英語の準備不足。 もちろん喋れもしない僕が偉そうに言うのはおかしいんですが、 ワーキングホリデーは留学じゃないんだし3ヶ月やそこら学校行って喋れるようになるわきゃない。
どこで生活していようが、生きていくために仕事しないといけないし、楽しむためにはコミュニケーション取らないといけないのは同じで、 日本人に頼り、日本人に雇われないと生きていけないのがその人の現実です。 結局「英語環境」にたどり着けない人が多いわけです。
もし本気で英語を勉強したいなら他の選択肢だってあるはず。 海外留学でも駅前留学でもすればいい。 勉強なんて事前にどこでもできたはずです。 しっかりと語学を学んで、あとは実践してみたいという人じゃないと 「わざわざ海外に来て・・・」 ってセリフは説得力ないんじゃないかな。 と思うわけです。
ワーホリはそれまでに自分で蓄えた英語力の実践の場で、それにプラスαしていく環境だと思います。もちろん本気で英語を学びたいと思ってがんばってる人はすごいと思いますし、 ワーホリはこれ以上ない環境だとも思います。 中にはストイックに日本人をシャットアウトして英語だけで生活してる人もいるようですが、 その人はきっと努力してすでにそうとう英語ができる上での行動だと思います。 シャットアウトされてるわけですから実際にそういう人に出会ったことはありません。
「いやいや、だから少しでも英語環境を求めてるんだよ!」 と言われてしまいそうですが、たしかに英語環境に身を置ければ英語は伸びるでしょう。でも、その「英語環境」に自己満足しちゃったり、話してる気になったりということが多いように思います。まぁ僕もそういう考えが無いとは言えないです。(海外で生活すればちょっとはしゃべれるようになるんじないか?)とか思いますからね。
でも、たいして英語力がないのに無理してそういう環境に行きたがる人が多いですが、無理して行っても楽しくないんじゃないかな?と思うんです。日本人同士だろうがなんだろうがその時に楽しむことができるチャンスを逃してもつまらないじゃないですか。
なので、 どこでなにをしていてもいいじゃないか、 相手や環境がなんだって背伸びせずに自分のレベルに見合ったところでその生活を楽しみましょうよ。 せっかくワーホリに来てるんだから! と思うわけです。
大丈夫ですよ!ワーホリに来てる時点ですでに英語環境ですから!
ちなみに他の流行語ノミネートは 「時給いくら?」 「帰りたい」 「Where are you from?」 あたりでしょうか?(笑)
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