ワーキングホリデーでの住まいのメインとなるであろうシェアハウスについて。
住まい選びの際の基本用語、キーワードとポイントについて説明します。
ひとつの家をリビング、キッチン、バスルームなどを複数の人々で共有して住むことを
シェア・アコモデーションといいます。一般的に日本人がシェアハウスと呼んでいるものです。
選ぶ際には初めて聞く用語や、抑えるべき重要なポイントがあるので説明していきます。
・住居形態
オーストラリアではマンション等の集合住宅でシェアすることを「フラットシェア」、一軒家でシェアすることを「シェアハウス」と呼び、一人部屋を「オウンルーム」、二人以上で部屋を使う場合「ルームシェア」と呼びます。
その他にカップルで一つの部屋をシェアするカップルルームや、リビングにもベッドが置いてあるリビングシェア等の形態もあります。
人それぞれですが、オウンルームの方がいいと思う人が多いけど、オウンルームは値段も高いのでどっちを取るか悩みどころです。この住居形態は一目瞭然なので自分がどこに重点を置くか、何を妥協するかで決めていくことになります。
・何人で住んでいるか
そのままですが、ひとつのの家に何人住んでいるか、ひとつの部屋に何人寝るのかという部分。たくさんいるといろいろ大変な部分も出てきます。
・立地・交通アクセス
最寄り駅、バス停、学校や仕事場への距離、そして近くにスーパーがあるかも重要なポイントです。
・レント
家賃です。通常一週間ごとか二週間ごとの支払いが多いです。単純に条件が良ければレントも上がります。
・ボンド
保証金みたいなものです。何かあったときにここから支払いますというもの。なにもなければそのまま帰ってきます。
・ミニマムステイ
最低何ヶ月住まないといけないか。2~3ヶ月が多いです。これを破るとボンドが帰ってきません。
・ノーティス
部屋を退去する際に事前告知する期間で大体の物件が2週間前です。
・インクルード
レントに含まれるもの。
けっこう重要なポイントで、光熱費やトイレットペーパー、洗剤等生活必需品がどこまでがインクルードか結構物件によって変わってきます。なかには米までインクルードな物件もあります。
・ネット環境
もはやネット環境はあって当たり前ですが、部屋まで電波が届くか、スピードが十分出るかどうか、利用上限があるかどうかも重要です。上限になると遅くなるような設備の場合もあります。
・エアコン等の備品
エアコンが効きが悪い、洗濯機が壊れている等があると生活に非常に支障が出ます。
また、エアコンの使用禁止の物件も多いです。
・施設・設備
ジム、プール等の有無。乾燥機やダストシューターの有無。人によって重要度は変わってくると思います。
・ナショナリティー
日本人だらけがいいか外人だらけがいいかは人それぞれですが、日本人同士だと楽だし家の中の治安がいいです。
見落としがちなポイント!
・部屋にはバス・トイレが何個あるか
一緒に住む人が多いほどトイレ渋滞、シャワー渋滞が起りやすくなります。けっこうな死活問題です
・オウンキーがもらえるか
一人につきひとつキーがもらえない場合があります。かなり不便です。
・洗濯物を干す場所が十分にあるか
ベランダが狭いと洗濯物が干せません。選択渋滞が発生します。
・ゴキブリなどの虫の有無
ゴキブリもシェアハウスの仲間です!とはなかなか言えない。多少は仕方ないと思いますが、ゴキブリやハエが大量発生するような家はいやですよね。夏になったら大変です。ゴキがいない家もあります。
僕が家を選ぶ際の優先順位ベスト5はこんな感じです↓
- 立地
- 住居形態
- オウンキーの有無
- ネット環境
- レント
みなさんもこれらのポイントから自分の重視するポイントを絞って、お気に入りの物件を見つけてください。
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