オーストアリア、シドニーの交通事情 〜電車・バス編〜

オーストラリアの交通機関はけっこう発達していて、出かける際に利用する機会はとても多いと思います。シドニーを中心に電車、バスについてお話しします。

 

シドニー

シドニーでは鉄道網が張り巡らされており、中心部ではほとんど地下を通っています。
なので中心部には踏切がないんです。というかシドニーって踏切をぜんぜん見かけません。

セントラル駅やタウンホール駅にはいくつもの路線が乗り入れています。特にセントラル駅にはかなりの数のホームがあり、各方面に向かう路線が集中しています。迷うことまちがいなし!(笑)

よく使うであろう路線は

  • 空港から、セントラル、サーキュラーキー、タウンホールを結ぶ『エアポートリンク』
  • セントラル→キングクロス→ボンダイ方面
  • ノースシドニー→チャッツウッド方面
  • ニュータウン方面

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また、街の中には『ライトレール』と言う路面電車も走っています。速度がとっても遅いので走ったら追いつけます(笑)セントラル駅からダーリングハーバーを通ってスターカジノのあるピアモント方面へ向かいます。
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シドニーではOPALカードというSuicaみたいなものが普及していて、タッチアンドゴーで改札口を通過できます。[記事リンク⇒ シドニーの交通機関でOPALカードの便利さ、お得さが凄い!!
でも・・・これが読み取り感度が悪いうえにゲートの開閉が遅いんでちっともスムーズじゃない!!すごく渋滞するんで急いでる時はイライラします(怒)

それとチケット販売機が少なくてわかりにくい!!自販機みたいな機械がポツリとあるだけです。なめてるだろ(笑)
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おそらくOPALカード登場前は回数券みたいなのを使うのが普通だったみたいなんでチケット買う人が少ないんでしょうが、観光客などのOPALカード持っていない人にとってはすごく不便です。

この辺りがオーストラリアの頭おかしいと思うこと②ですね。頭おかしいと思うこと①

でも、スゴイ!と感心することもあります。
電車は全部2階建てで、車内は広くトイレ付きです。
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そしてこれを見てください。
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そう、イスの背もたれが可動式なんです!これはいいアイデア!日本の新幹線でもありますよね、座席が回転して向かい合わせになるやつ。でもこれは背もたれをパタンと可動するようになっていてとってもスマート!気軽に向かい合わせにできます。

電車の来る頻度も5分から10分くらいなのであまり待つこともなく、席も比較的空いていてゆっくり座って過ごすことができます。

また、終電を逃しても主要駅では『ナイトライド』という夜間バスが1時間に1本くらい運行しています。郊外に住んでてシティで飲んで終電逃してもこれがあるから大丈夫!なんて親切なんだ!

ニューイヤー花火などの大きなイベントがある時には臨時列車が運行され、無料になることもあります。なんて太っ腹なんだ!

注意点はたまにトラックワークという線路の工事を行うことがあります。日曜日が多いです。これによってその路線の一部区間が利用できなくなります。しかし安心してください。臨時バスがその区間を繋いでくれるので目的地に着くことは可能です。これは誰でも無料で利用できちゃいます。

続いてバスについてですが、実はバス網のほうがすごいなと僕は思いました。ホントに細かく張り巡らされていて運行頻度も多いんです。オーストラリアの人々はよくバスを利用します。バス自体も大きくて2両編成になっているものも多いです。

バスには番号があり、それぞれルートや目的地が違います。最終的に同じ場所にたどり着くバスもたくさんあるので選択肢も多いです。

シドニーではOPALカードがバスでも使えるので簡単ですが、バスチケットを利用する場合は事前に購入してから乗ります。コンビニでバスチケットを購入できます。

シティ中心部では無料バスの「フリーシャトル555」というのもあり誰でも無料で利用できます。なんて太っ腹なんだ![記事リンク⇒シドニーの無料シャトルバス「FreeShuttle 555」を使おう!

これらの非常に複雑なシドニーの電車、バスを使いこなすのは大変ですが、スマホの専用アプリもあるので時刻表や乗り換え案内を見ながらうまく利用しましょう!ちなみに僕はGoogleマップの経路案内を利用していました。これがいちばん簡単です。

その他の都市

他の都市についても少しだけ触れておきます。

ケアンズは電車もバスもありますが、電車はケアンズ以外の都市に行く時とキュランダに行く時くらいしか使わないと思います。バスもありますが、街の規模が小さすぎて必要なさそうです。もっぱら自転車を使う人が多いです。

メルボルンは路面電車、『トラム』の発達がハンパないです。超細かく張り巡らされています。しかも中心部は無料で乗り放題。なんて太っ腹なんだ!
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オーストラリアで電車、バスを使いこなせれば、より楽に、お得にいろんな場所に行けるようになるでしょう。

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